岩盤浴は古代,すでに存在していた健康法
岩盤浴はみたところ原始的なものです.それは岩盤浴サロンが東京にあっても同じ事です.岩盤浴は暖かい岩盤の上で身体を温めるだけのものですから,本当に簡単な入浴方法です.岩盤浴で熱を伝えるのは遠赤外線,熱い蒸気や熱いお湯などを使用しません.岩盤浴の設備の素材になる岩盤を暖かくすることによって,岩盤は赤外線を放射します.4〜14ミクロンの波長を持つ赤外線は,遠赤外線あるいは「育成光線」と呼ばれて,ボディーの内部からじわりと暖めてくれます.岩盤浴は東京に限らず,従来型の温泉やサウナ風呂のよりも,短い時間で身体を暖かくします.そして,それは岩盤浴が健康法として,東京人など都市の住人間で高い人気を誇るゆえんでもあります.最近のブームで岩盤浴を知った人は,岩盤浴は新しく考案された入浴法と考えがちです.しかし岩盤浴の歴史は東京の岩盤浴サロンなど問題にならない非常に古いものです.有史以前より人類は暖かい岩石の上に横たわるとき,病気と負傷の回復が早いのを知っていたという推測もあるように,はるか以前より,人類は温浴の恩恵にあずかってきたのでしょう.たとえばお隣の中国には古代すでに原始的な岩盤浴と言える「温石治療」という医療手法が成立していたそうです.一方,古代オリエントにおいても,岩石を用いる健康法が存在していたと伝えられ,現在の回教圏では今でも暖めた岩石を使う健康法が行われていると言われます.